家の佇まいが素敵だと、帰宅する際も、しみじみといい家だなあ、と思えるものです。その印象を左右する外壁塗装の「色」。
毎日お気に入りの服を着ていると気分がいいように、外壁塗装の色も、ご自身のセンスに叶うものですと、おのずと暮らしが豊かになります。
逆に色選びを失敗すると、家を好きになることができず、暮らしていてもいつも何か不満が残って楽しくない……ということになりかねません。
今回は、失敗しない外壁塗装の色選びのコツをご紹介します。
■色選びでよくある失敗は何か?
まず失敗しないためには、「どんなことで失敗するケースが多いのか」ということをおさえておきましょう。
失敗しがちなポイントは主に4つ。
まず1つ目が、イメージしていた色と違うこと。これは後でくわしく解説しますが、外壁塗装のサンプルと実際の色の見え方にギャップがあった、というケースです。
2つ目は、悪目立ちする色だったということ。周囲の住宅から浮いてしまい、ご近所からヒソヒソささやかれていたたまれなくなる……というケースです。また法を侵しているわけではないにせよ、自治会が強いエリアでは、景観を壊している、とはっきりクレームをつけられてしまうかもしれません。
3つ目は褪色、つまり色褪せです。色によっては紫外線などの影響によって、色褪せしやすいものとしにくいものがあります。価格や性能が同じでも、色によって褪色の進み具合は異なり、一般的にはベージュやグレー、ブラウンは褪色しにくく、白や黒、原色に近い赤や緑、黄色などは褪色が進みやすい傾向があります。
4つ目は、玄関ドアや屋根、サッシの色とのミスマッチ。玄関ドアやサッシの色も、外壁の色次第で印象が変わってくることも。外壁の色自体は気に入っているものの、家全体としてちぐはぐな印象を与えるようなコーディネートでは台無しになってしまいます。
■色選びで押さえておくべき注意点
こうした失敗を避けるためには、外壁の色を、ウェブやカタログのような印刷物にのっている色見本だけで決めないこと。塗料を実際に塗ったサンプルをメーカーから取り寄せるのが安心です。
ただしそのサンプルも、室内でチェックするのではなく、外に出て太陽光にかざして確認してみてください。室内と室外では、光の強さや色が異なります。さらに晴天や、曇天・雨天の日の見え方も異なるので、さまざまな天候パターンをチェックしておきたいですね。
また、モノの見え方には「面積効果」というものもあります。
これは同じ色でも、小さな面積と大きな面積で見た場合は色の濃さなどが違って感じられるという現象です。
外壁は塗装面積が広いので、実際の塗料を塗ったサンプルを取り寄せても、それが家1軒分に塗られた場合とは印象が異なります。
サンプルを見ても無理なら、一体どうやって決めれば……と思われるかもしれません。
そのような場合は、地元の経験豊富な塗装業者に頼るのがいちばんの近道。率直に相談してみましょう。
またサッシや玄関ドアなどの色との相性も、考慮することをお忘れなく。
■迷ったら外壁塗装の定番カラーがおすすめ!
もしも迷ったら、定番のベージュ・クリーム系や、ブラウン系・グレー系を選ぶとよいでしょう。無難でありながら、いずれもおしゃれに見えるので間違いはありません。
ベージュ・クリーム系は温かみがあり、どんな色のサッシやドアを使ってもしっくりきます。またひと口にベージュ・クリーム系といっても、赤みや黄みが感じられるものなど、色の選択肢の幅が広いのもメリットの一つ。淡い色を選んだとしても、外壁が凹凸のあるサイディングやテクスチュアのある左官系材料なら、かすかな陰影が生まれて外壁に立体感が生まれます。
ブラウン系は温かみに加えて落ち着きがあり、土や木など自然の雰囲気を感じさせます。
色に重厚感がある分、汚れが目立ちにくく、また周囲から悪目立ちすることもありません。
こちらも赤みや黄み、黒が強いものなどさまざまなバリエーションがあります。
グレー系はシックでスタイリッシュな印象になるのが特徴。汚れも目立ちにくく、おしゃれでありながら周囲から浮き立つこともなく、最近は人気を博しています。
また白もよく使われることの多い色の一つです。明るく清潔な印象を与えることにかけてはいちばん。また膨張色なので、実際の外壁の面積よりも広く見えるメリットもあります。ただし、汚れが目立ちやすいというデメリットがあり、コケやカビなどが生えると不潔な印象になってしまいます。白を使うのなら定期的にしっかりチェックやメンテナンスをするものと、心得ておくとよいでしょう。
■もうひと工夫凝らしたい場合はツートンカラーも!
外壁を全面1色にするのではなく、2色使ったツートンカラーにするという手もあります。
色の組み合わせとしては、似た系統の色を選ぶか、異なる系統の色にするか、2パターンの手法があります。
落ち着いた感じにしながらも、ツートンカラーによってひと味違う印象を出したい、というのなら、似た系統の色を選びましょう。
アクセントをつけて目立たせたいのなら、互いを引き立たせるような異なる系統の色を選ぶのがおすすめです。
色の系統としては、淡色・濃色、クールカラー・ウォームカラーなどに大別されますので、理想のイメージを思い描きながら組み合わせを考えましょう。
塗り分け方としては、1・2階で分ける方法が一般的です。重たい印象の色を1階部分に置くと全体のバランスがよくなります。
重たい色、といっても必ずしも暗めの色を選ばなくても大丈夫。たとえば1階部分にベージュやクリーム色を、そして2階に白を使えば、全体としては明るい印象でまとまりながら、同時にコントラストが生まれます。
また1・2階で塗り分けるだけでなく、建物の形状や凹凸に合わせたり、縦方向に塗り分けるケースもありますのが、少々、難易度が高いのでプロの業者にも相談しましょう。
もし雑誌、あるいはInstagramやPinterestなどのSNSで、魅力的と感じた色合いやデザインを見つけたら、業者と共有するとイメージを伝えやすくなりますよ。
■近隣とのバランスや景観ガイドラインも要チェック、外壁塗装は地域密着型のKRにお任せください!
自治体によっては、街並みを良好な状態に保つため、屋根や外壁塗装の色に制限を設けるなど、独自の景観ガイドラインをつくっているところもあるので、あらかじめ自治体のHPなどでチェックしておきましょう。地元に根付いた経験豊富な業者ですと、このような事情にくわしいので安心です。
また自分では思っていなくても、知らずしらずのうちに近隣から悪目立ちする色を選んでしまっている場合も。地域密着型の業者ならそのエリアの特徴を見込んで的確なアドバイスをしてくれることでしょう。
神奈川県横浜市都筑区の株式会社KRは地域密着型がモットーで、年間実績は200棟に及び、創業以来クレーム・トラブルもゼロというのが自慢です。
スタッフは腕利きぞろいの上、営業担当も知識が豊富で、ご質問いただいてもすぐにその場でお答えできるので安心できると評判です。
アフターフォローにも定評があり、1年、5年、10年置きにメンテナンスを実施。不具合があれば無償対応しており10年の工事保証もしっかりとつけられます。
屋根・外壁塗装のみならず屋根・雨樋の修理やメンテナンス、防水工事も承っております。
お客さまの目的やお悩みに寄り添った提案をさせていただきますので、お気軽にご相談ください!
★横浜市の景観ガイドラインついて知りたい方はこちら
https://www.k-renovation.jp/blog/blog/141694