神奈川県の外壁塗装で受け取れる助成金を徹底解説! お得にリフォーム工事をしましょう

皆さんこんにちは。

神奈川県横浜市都筑区を拠点に外壁・屋根工事を手掛ける株式会社KRです。


外壁塗装は年月の経過とともに必ず劣化します。劣化を放置すると美観を損ねるだけでなく、雨漏りの発生につながったり住まいの寿命が縮んだりするため、早急に補修しなければなりません。しかし、その際に予想以上の費用がかかってしまうこともあるでしょう。


そんな時に活用したいのが、自治体の助成金制度です。神奈川県の市町村では、外壁の塗装やリフォーム工事を行う際に、助成金(補助金)を申請できる場合があります。この制度を活用すれば、外壁の補修費用を抑えられるのです。ここでは、神奈川県内の助成金制度の内容や条件、申請時の注意点などをご紹介します。




■神奈川県で外壁塗装の助成金を申請できる市町村はどこ?



2022年9月20日現在、神奈川県では6つの市町村に外壁塗装の工事費用を対象にした助成金制度があります。それぞれの内容を詳しく見ていきましょう。


※以下でご紹介するいずれの制度も、外壁の張り替えや塗装工事、屋根の葺き替え・塗装・防水工事、雨どいなどの取り換え・修繕工事が対象となっています。また、床・内壁・窓・水まわりなど、大部分の内装工事も対象です。



<座間市>



制度名:住宅リフォーム補助制度

助成金額:一律5万円


【助成金の支給条件】

市内在住で住民登録のある市民が所有し、自ら居住している住宅であること

市税を滞納していないこと

市内に本店、本社がある業者を利用すること

工事費用が10万円以上(税抜)であること

着工前の工事であること 等


座間市の「住宅リフォーム補助制度」は、今回ご紹介する制度の中でもわかりやすく利用しやすい部類です。工事費用の条件が税抜10万円以上と低く、一律5万円の助成金を受け取ることができます。比較的小規模な工事でも、積極的に活用するといいでしょう。



<三浦市>



制度名:住宅リフォーム助成事業

助成金額:一律7万円


【助成金の支給条件】

市内在住で住民登録をしている人であること

市税を滞納していないこと

市内に所有し、自ら居住している住宅であること

市内の施工業者を利用すること

費用が20万円以上(税抜)であること

申請前に工事に着手していないこと 等


三浦市の「住宅リフォーム助成事業」は、工事費用の条件が税抜20万円以上と高い分、助成金額も一律7万円と高額になっています。軒天井、破風、鼻隠しの工事も対象です。



<葉山町>



制度名:住宅リフォーム資金補助金

助成金額:一律5万円


【助成金の支給条件】

町内に所有または居住している住宅であること。ただし別荘は除く

町税や各種保険料を滞納していないこと

町内の施工業者を利用すること

費用が20万円以上(税抜)であること

申請前に工事に着手していないこと 等



葉山町は別荘地として有名な地域ですが、別荘のリフォーム工事は助成の対象になりません。他の自治体の制度と同様、あくまでも「居住のための住宅」が対象だからです。一方、「現に居住している住宅」である必要はないため、古民家リフォームなどにも使えます。



<寒川町>



制度名:住宅リフォーム等建築工事推進助成事業

助成金額:工事費用の5%(上限3万円) ※寒川町共通商品券で交付


【助成金の支給条件】

寒川町に住民登録していること

申請者が対象住宅に居住していること

町税等の滞納がないこと(対象住宅居住者全員)

町内の施工業者を利用すること

費用が20万円以上(税抜)であること

申請前に工事に着手していないこと 等


寒川町の助成金は、現金ではなく商品券で交付されるのが大きな特徴です。これは地域経済の活性化を図るためでしょう。また、毎年連続して助成金を受け取れない点はどの自治体も同じですが、寒川町は「前回から10年度を経過している」必要があり、スパンが長い点にご注意ください。



<湯河原町>



制度名:住宅リフォーム助成

助成金額:工事費用の10%(上限10万円)

※住民登録なしの場合は、工事費用の5%(上限5万円)


【助成金の支給条件】

町内で自ら居住する住宅であること

申請者及び同一世帯員が町税などを滞納していないこと

町内の施工業者を利用すること

費用が20万円以上(税抜)であること

申請前に工事に着手していないこと 等


湯河原町は、ホームページ内の助成金に関するページにおいて、景観規制に関する注意喚起を行っているのが特徴です。これは湯河原町が温泉地として有名な地域であり、他の地域に比べて景観計画・景観条例が厳しいためだと考えられます。景観規制に反していると工事そのものが認められないため、事前に必ず確認しておきましょう。



<清川村>



制度名:住宅リフォーム助成制度

助成金額:工事費用の最大50%(上限10~20万円)


【助成金の支給条件】

村内に1年以上居住している(住民登録を有している)こと

自ら所有し、居住する住宅であること

村税などを完納していること

村内の施工業者を利用してリフォームを行うこと

費用が5万円以上(税抜き)であること


清川村の助成金制度の特徴は、住民登録を行い村内に1年以上居住している人が対象になっていることです。清川村の人口は3000人弱と、神奈川県内の自治体では最も少なく、定住希望者にのみ助成金を出したいという意図があると思われます。助成金の金額も、工事費用によって細かく定められています。




■外壁塗装で助成金を受け取るためのポイント



助成金制度を利用するためには、申請条件を必ず守る必要があります。何らかの不備があると、助成金を受け取れなくなってしまう可能性もあるため注意しなければなりません。特に以下の3つは、今回ご紹介していないものも含め、ほとんどの助成金制度において必須の条件となります。適切な申請のためにも押さえておきましょう。



・工事前に各市町村へ申請すること



助成金の申請は工事に着手する前に行い、交付の通知を受けてから工事を始めるのが原則です。着工済み、あるいは完了している工事について助成金を申請しても、受け付けてはもらえません。「急いで修理したいからとりあえず工事を始めて、後から申請しよう」ということはできないのです。


このようなルールが設けられているのは、工事が着工・完了してしまっていると、工事前後の写真などを使った審査が難しくなるためだと考えられます。当然、工事を始めてから助成金制度の存在を知った場合も、申請を受け付けてはもらえません。どのような工事をするにしても、それに対応した助成金制度があるかどうかは、事前にチェックしておきましょう。



・税金の滞納がないこと



助成金を受け取るためには、住民税などの税金を滞納せず、すべて納税している必要があります。助成金の財源は市町村民の納めている税金ですから、自分自身は納税をしていないのに助成金を受け取る、ということはできません。


また、申請者だけでなく、同一世帯の人に未納があっても受け取れない場合があります。申請前に、ご家族も含めて納税の状況を確認してください。



・市町村内にある業者を利用していること



助成金を受け取って工事をする場合、どの業者に依頼してもいいわけではなく、その市町村内にある業者を利用する必要があります。これは、助成金制度が居住環境の向上に加え、地域経済の活性化を目的にしている場合が多いからです。市町村民の税金から助成金を出しているのに、別の自治体の業者にお金が流れてしまうのは避けなければなりません。


また、単に「市町村内に事業所がある業者」に依頼すればいいわけではなく、「市内に本店、本社がある業者」に限定されている場合もあります。座間市はこの点を明確にしていますが、他の市町村の制度を利用する場合も、念のため確認が必要です。「他の業者に仕事を丸投げしている場合はNG」というケースもありますので、事前に詳しい条件を確認しておきましょう。




■横浜市に外壁塗装の助成金制度はあるの?



KRが本社兼店舗を置く横浜市には、残念ながら屋根・外壁の塗装や葺き替えに下りる助成金(補助金)制度はありません。ただし、屋根・外壁の断熱改修工事を行う場合は、「省エネ住宅補助制度(旧制度名:住まいのエコリノベーション(省エネ改修)補助制度)」という助成金制度を利用できます。


この制度は脱炭素社会の実現に向けて、既存住宅の省エネルギー改修等の対策推進を目的としたものです。簡単にいうと、より断熱性能(外皮平均熱貫流率)や気密性能(C値:相当隙間面積)が高い家にリフォームした場合に、その性能に応じた助成金を受け取ることができます。


補助率も改修後の性能によって異なり、10%、23%、断熱等性能等級5(ZEH相当)の工

事からの掛かり増し費用(差額)のいずれかとなっています。最も高い基準を満たした場合、最大200万円の補助金を受け取ることが可能です。



今回ご紹介したもの以外にも、多くの市町村・都道府県がさまざまな助成金制度を用意しています。活用すればとてもお得にリフォームができるので、ご自宅をリフォームする機会があれば、市町村のホームページなどで助成金制度をチェックするのがおすすめです。


ただ、多くの場合は着工前の申請が必須で、なおかつ申請の期間も年度ごとに決まっています。早めに情報収集を行って計画的に動く必要がありますが、「自分の希望する工事は対象になるの?」「実際いくらもらえるの?」といった点がわかりにくいことも少なくありません。スムーズに制度を利用するためにも、まずは地元の専門業者に相談してみましょう。


神奈川県横浜市都筑区の株式会社KRは「住まいの相談役」として、お客さまに寄り添ったきめ細やかな提案や施工を心がけています。年間実績は200棟に及び、工事前のご近所への挨拶・説明も徹底しているため、創業以来クレーム・トラブルはゼロです。施工後に不具合があれば無償対応しており、10年間の工事保証もつけられます。


もちろん、下請けへの丸投げや追加費用は一切なし! 完全自社施工によるスピーディーな対応力と、正直・適正な価格設定により、高品質な施工をお約束します。屋根・外壁の塗装や補修以外にも、洗浄や雨漏り対応、カーポートの補修など、家まわりのあらゆるトラブルに対応可能です。お住まいのリフォームや修理をご検討の際は、KRまでお気軽にご相談ください。