外壁塗装のリフォームローン、審査を通るには? 資金繰りに困らないために

皆さんこんにちは。

神奈川県横浜市都筑区を拠点に外壁・屋根工事を手掛ける株式会社KRです。


マイホームの外壁、最近色褪せやコケなどが最近目立ってきた……。


そこで試しに少し指で触れてみると、白い粉のようなものが付着していた。

これは、「チョーキング現象」といって、外壁の塗膜が紫外線を長い年月防いだ結果、限界を迎えると塗料の合成樹脂が白い粉に変化してしまったものらしい。


しかしながら、子どもが大学への進学を控えていて、外壁塗装を一括で支払える余力は正直ないかもしれない。


そこで、リフォームローンで外壁塗装の料金を支払うことにしたのだが、その審査に通るにはどうすればいいのだろうか?


といったような方々に向け、リフォームローンの審査通過のコツについて、ご紹介いたします。




■外壁塗装における、リフォームローン! 4つの審査基準とは?



外壁塗装でリフォームローンの申請をする際に、審査基準となるのは下記の四つです。


  1. 年齢
  2. 健康状態
  3. 年収
  4. 勤務先、雇用形態、勤続年数



【審査基準①】年齢


審査においては、“二つの時点”でどのくらいの年齢になるのか、これがチェックされます。


それは、借入時完済時


リフォームローンの返済年数は借入額にもよりますが、10〜15年というのがスタンダードです。


つまり、10年先、15年先になっても完済能力があるかがチェックされます。



30代〜50代の働き盛りなら、安定した収入が見込まれるので審査が通りやすい傾向があります。


借入時の年齢のリミットはおおむね70歳と言われていますが、やはり60代以降は審査が厳しくなるでしょう。



【審査基準②】健康状態


返済期間が最長35年の住宅ローンに比べてリフォームローンの返済期間は短いものの、完済能力にかかわる健康状態は、重要なチェック事項の一つです。


特に有担保リフォームローンでは、万が一の場合に備えて債務を肩代わりしてくれる「団体信用生命保険」への加入を求められることがあります。


健康状態に問題があると、この「団体信用生命保険」に入れずに審査に落ちてしまう場合もあるので要注意です。



【審査基準③】年収


年収は、「返済負担率」としてチェックされます。

この「返済負担率」とは、年収に占める年間返済額の割合のこと。


いくら収入がたくさんあっても、返済額も多ければ経済状態が圧迫されて、途中で返せなくなってしまう可能性もありますよね。


お金を貸す側にしてみれば、返済リスクが高くなるということを意味するので、年収=返済負担率は重要な審査項目です。


無担保型:20〜30%

有担保型:30〜40%


一般的には、上記が審査通過の目安と言われています。



【審査基準④】勤務先、雇用形態、勤続年数


勤務先、雇用形態、勤続年数は、安定した収入をキープできるかどうか、判断する目安となります。


大手企業の正社員や公務員は、社会的信用があり、経済的にも安定しているとみなされ、審査に通りやすい傾向があります。


一方、アルバイトや自営業は通りにくいと言われています。


ちなみにリフォームローンは、申込者と家の名義が異なっても利用できる場合もあります。


その場合、大半は配偶者や、親・兄弟などの血縁者である必要があり、友人知人は基本的に対象外です。



もちろん金融機関によっては、リフォーム対象の家の名義が申込者本人でなければならない、という条件を課しているところもあるので、事前に条件をチェックしましょう。




■リフォームローン、審査に通りにくい方の特徴とは?



申し訳ございませんが、下記に当てはまる方々は、どうしてもリフォームローンの審査は通りづらくなってしまいます。


  1. 現在の職場の勤続年数:1年未満
  2. 返済負担率が上回っている
  3. 自営業の場合は、ローン全般の審査が厳しい傾向が……
  4. 複数の金融機関へ、ローンを同時申し込み中
  5. クレジットカードやローンなどに、延滞履歴・破産歴がある



【通りにくい特徴①】現在の職場の勤続年数:1年未満


就職して1年未満というのは、金融機関の立場からすると、これからもそこの社員として働き続けるのかどうか判断がつきづらいところ。


入社してから1年経ってから申し込むほうが安心です。


また転職や退職する予定があるのなら、転職・退職前にローンを申し込むとよいでしょう。



【通りにくい特徴②】返済負担率が上回っている


解説したように「返済負担率」は審査において重要なポイントで、金融機関ではそれぞれ目安となる返済負担率を設定しています。


この数字を上回ってしまうような返済計画だと、完済するうえでリスクがあると判断され、審査で落とされる傾向があります。


対面で申し込む場合は、手間も時間もかかりますが、事前に目安を相談してリスクを下げることが可能です。


一方、ネット系銀行では個別相談がしにくいので注意しましょう。



【通りにくい特徴③】ローン全般の審査が厳しめ、自営業……


金融機関にもよりますが、いくら儲けていても自営業という理由で通らなかった……というケースもあります。


自営業は、会社員に比べて収入が安定しないと銀行が判断するためです。


もちろん金融機関や借入額にもよるので、自営業は絶対通らない、というわけではありませんが、そのような傾向があることには留意しておきましょう。


現在は会社勤めで、近々退職して開業を考えていらっしゃる方の場合、会社在籍時に審査を受けるほうが安心です。



【通りにくい特徴④】複数の金融機関へ、ローンを同時申し込み中


もしかしたら審査に通らないかもしれないから、他の金融機関のローンにも同時に申し込んでおこう……というのは、おすすめできません。


お金  を貸す金融機関側からすれば、「多重債務者」となるからです。


多重債務者という時点で、完済できる可能性が低いと判断されてしまうので、審査にとってプラスには働きません。



【通りにくい特徴⑤】クレジットカードやローンなどに、延滞履歴・破産歴がある


これがいち  ばん審査に通りにくいケース。


あるいは、借入自体はできるものの希望する金額が借りられないという場合もあります。



破産歴はもちろんのこと、クレジットカードやローンで延滞履歴があると、個人の金銭取引である「信用情報」において、金融事故とみなされます。


携帯電話・ガス・電気などの支払いの延滞も同様です。


こうした情報は5年〜10年は残ると言われています。


もしまだ返済していないカードローンがあるのなら、完済してから申し込みましょう。




■【外壁塗装に適用可能な助成金・補助金】資金調達、手段は何もリフォームローンだけじゃない!



【注意!!】助成金・補助金の適用範囲に「外壁塗装」が含まれていないことも!?


都道府県、市町村では、それぞれ住宅リフォームに関連した補助金・助成金が設けられています。


特に国は2023年11月執筆時点において、住宅の省エネ性能を上げることに注力しており、住宅性能を高めたり長寿化を図ったりするためのリフォームを推進。


都道府県や市区町村でも同様で、性能向上リフォームとして外壁塗装は補助金対象となっています。


ただし、外壁塗装が性能向上リフォームの対象になっていないという自治体も。


また外壁塗装が対象となっていたとしても適用条件はさまざま。


助成・補助の対象となるか、条件もしっかり調べておきましょう。



調べる方法には、以下の3つがあります。


①お住いの市区町村のホームページ

②住宅リフォーム関連の支援制度検索サイト 

③お住いの市区町村に、電話で問い合わせる



もしお住まいの自治体で外壁塗装が補助対象になるのなら、申し込みのタイミングにも注意しましょう。


募集は4月から始まり、一般的には翌年の3月31日が締め切りとなりますが、この間に予算枠がいっぱいになってしまったら、募集は打ち切りになってしまいます。


また補助金・助成金の制度は1年ごとに変わります。

もし、今年やっていなくても来年は……という可能性もゼロではありませんよ。



【まとめ】スムーズにリフォームローンの審査に通り、住宅の資産価値を守りましょう!



外壁補修はそれなりに費用がかかるので、賢くリフォームローンを組むのがおすすめ。


審査でつまずかず、スムーズにローンを組んで外壁塗装をやり変えて、1日でも早く住まいを快適にしたいものです。




神奈川県横浜市を拠点とする株式会社KRは、「住まいの相談役」としてお客様が大切にしているお住まいがより長く美しく丈夫で在り続けられるようなご提案や施工を心がけております。


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