外壁汚れの原因と落とし方を徹底解説!

新築の頃はきれいだった外壁も、年数が経つにつれて汚れが目立つようになってきます。外壁はなるべくきれいに保ちたいものですが、それには洗浄作業が必要です。


間違った方法で外壁を洗浄すると、外壁材を傷めてしまうことがあるため、正しい洗浄方法を知っておく必要があります。今回は、外壁の洗浄方法についての基礎知識・洗浄剤の種類・高圧洗浄における重要ポイントなど詳しくお伝えします。




外壁が汚れる原因は?



外壁は、常に外気にさらされており、自然環境の影響で汚れやすくなります。以下の環境にある外壁は、特に汚れやすいといわれています。




外壁の汚れの種類



外壁の汚れは、以下の種類に分けられます。

● 空気中の排気ガスや埃

● カビ・コケ・藻

● 雨だれ

● サビ


これらの汚れは、自分自身で汚れを落とせるものと、業者に依頼しなければならないものがあります。とくに、金属製のサイディングボードは、環境によってサビが発生すると塗り替えが必要です。金属製の外壁でなくても、外壁と接している金属部分がさびると、外壁にサビが広がる場合があります。


上記以外に、外壁そのものの変色が、汚れに見える場合があります。変色は紫外線の影響で起こる現象であり、サビ同様塗り替えが必要です。




外壁の汚れを落とす方法



外壁の汚れを落とすには、以下の方法が効果的です。汚れの箇所や程度によって使い分けるようにしましょう。



高圧洗浄機を使った洗浄



機械を使って、強い圧力の水を壁に吹きかけることで、汚れを落とします。


汚れを落としたい箇所から、40cmから1mほど離れた場所で水を吹きかけましょう。1か所へ集中的に水を当てると、外壁そのものが破損する恐れがあるため、広範囲に当てることがポイントです。



専用クリーナーを使った洗浄



外壁専用クリーナーを使うと、カビやコケなどの汚れを落とせます。汚れている箇所に、モップでクリーナーを塗布し、水洗いもしくは放置します。どちらの手段を取るかは、クリーナーの使用方法に従いましょう。



重曹・ブラシを使った洗浄



汚れが軽度であれば、重曹を水で薄めて外壁に塗布し、ブラシを使って軽くこすると洗浄できます。ただし、汚れがこびりついていたり、排気ガスによるススや油汚れがついていたりすると、重曹では落とせない場合があります。


外壁の塗料や素材によっては、重曹を使うと塗料が剥がれる可能性もあるため、目立たない場所で試してから洗浄すると安心です。



塗装業者への洗浄・塗装依頼



これまで紹介した洗浄方法では汚れが落ちない場合や、自分で洗浄すると壁が傷んでしまうのではと不安な場合は、塗装業者へ依頼しましょう。大切な家の外壁洗浄には、信頼した業者を選ぶことが重要です。




外壁をキレイに維持するには塗料



外壁に汚れをつきにくくし、きれいな状態を長く維持するには、以下の3つの方法をおすすめします。



汚れが残りにくい塗料を使う



塗料の中には、汚れがつくのを防ぐ効果やセルフクリーニング効果を持っているものがあります。これらの塗料を使うと、外壁に汚れが残りにくくなるため、洗浄の手間が減らせます。



汚れが目立ちにくい色で塗装する



汚れが目立ちにくい色を外壁に塗装することも有効です。汚れ全般を目立ちにくくしたい場合は、グレーを選びましょう。また、ベージュやブラウンの外壁は、砂埃や排気ガスが目立ちにくくなります。コケ・黒ずみ・藻などは、グリーンの外壁にすると色が同化するためおすすめです。



汚れが目立ちにくい外壁材を使用する



外壁材の中で、サイディングとタイルは汚れが目立ちにくい特徴があります。サイディングは、表面の凹凸が少ないのが特徴で、汚れがついた場合でも比較的きれいにしやすいです。また、タイルは耐久性が高いため、劣化しづらい特徴もあります。外壁材にもさまざまな種類があるため、選ぶ際は汚れの目立ちやすさや機能などを考慮し、選ぶようにしましょう。


自力での洗浄が難しい場合や、より確実に外壁の汚れを防ぐには、点検と改修をプロに依頼するのがおすすめです。


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