外壁塗装で防水性を高める|メンテナンスのコツとおすすめの施工方法とは?

皆さんこんにちは。

神奈川県横浜市都筑区を拠点に外壁・屋根工事を手掛ける株式会社KRです。


雨漏りの原因は、屋根から水が入ってしまうことだけだと思われている方も多いかと思います。


しかし本当は、屋根だけではなく、窓の周りや外壁などどんな細かい隙間からでも、建物内に水が入り込んでしまいます。



今回は外壁塗装で防水性を高める方法や、メリットについて解説していきたいと思います!




■防水性の重要性



防水工事とは、建物内部に水が入ることを防止するために施す工事です。



ご自身で水の侵入に気づく場合、雨漏りが起きたことが大半です。


雨漏りは建物内に入り込んだ水が、壁の内部を伝って室内まで伝わり染み出てくる現象です。

雨漏りが起きるまでの間に、壁や屋根の中の建物の構造材や断熱材にも水がついてしまっています。


侵入経路にもよりますが。電気経路を伝っている場合もあります。


構造材が濡れてしまうと、暖かさを保てなくだけでなく、カビが繁殖してしまいます。

また、建物の構造材が濡れてしまうと、下記のような現象が起きます。


木造の場合・・・

劣化が進みカビや害虫が住みやすい環境となる。

特にシロアリは湿った木材を好むため、注意が必要


鉄骨造の場合・・・

腐食が進んだりサビができたりして穴が開いてしまうこともある


コンクリート造の場合・・・

吸水するともろくなって剥がれてきて、骨となる鉄骨が腐食する



このように、建物の耐久性や強度が損なわれる原因となり、一度水がついてしまうと大規模な修繕工事が必要となります。


そのため、建物の内部に水を入り込ませない防水工事を高めることはとても重要です。





■防水性を向上させる、質の高い外壁塗装の工程



外壁は丁寧な塗装を行うと、塗膜ができるので防水性を保つことが可能です。


外壁の塗装は、紫外線や雨風の影響で徐々に防水性能を失ってしまい、塗料の種類にもよりますが、7~15年で寿命を迎え防水性も低下していきます。



外壁の防水性能を保つための方法について紹介します。




・下地処理を丁寧に行う


塗装工事の中で、下地処理の工程はとても重要です。


下地処理とは、塗装面と塗料の密着度をあげるために行います。


下地面の汚れや既存の塗膜をしっかり落とすことや劣化した部分を取り除く、ひび割れを埋めるなどの修繕工事を丁寧に行わなければ、塗料本来の性能や耐久性を引き出すことができません。



短期間でひび割れが再発したり、塗装のふくらみや剥離を起こす場合もあるので、十分な処理が必要です。



・防水性の高い弾性塗料を使う


外壁がモルタル仕上げやALCの場合やひび割れが起きやすいので、防水性を保つために弾性塗料を選択しましょう。


窯業系のサイディングの場合もコーキング材を保護できるため、オススメです。

乾燥した後も伸び縮みする特徴があり、乾燥収縮によって建物に伸縮やひび割れが起きた場合でも、ある程度までは割れに追随して伸びるため、内部に水が入る心配が少ないです。


ただし、動きのほとんどない金属系のサイディングに使用することはできません。



外壁塗装に使うおすすめの防水塗料を3点紹介します。



◆日本ペイント DANシリコンセラ


 種類:水性シリコン塗料

 性能:耐候性

    防カビ・防藻・透湿効果

 耐用年数:10~12年

 対応外壁:モルタル・コンクリート など



◆菊水化学工業 ビュートップフッソ弾性


 種類:水性フッ素塗料

 性能:長い耐用年数

 耐用年数:16~20年

 対応外壁:モルタル・コンクリート など



◆アステックペイントジャパン EC-5000PCM


 種類:ピュアアクリル樹脂塗料

 性能:長い耐用年数

    伸縮性

 耐用年数:15年

 対応外壁:壁が外気温などで伸縮する

      窯業系サイディングやALC など




■メンテナンスのコツ



防水性能を保つためには、日ごろから外壁の状態を把握して、劣化が進む前に適切なメンテナンスを行うことが大切です。



・定期的な清掃を心掛ける


外壁は、ほこりや排気ガス、カビなどがつくので汚れが溜まりやすいです。


柔らかいスポンジを使って水洗いするだけでも十分効果があります。



・外壁の状態を点検する


下記のような症状が出ていたら、塗料が劣化しているので、早めの対応を検討しましょう。


・触ると粉のようなものが付く(チョーキング現象)

・膨らみやはがれがある

・ひび割れがあって、徐々に深くなる、または範囲が広がってきた



・外壁材同士のつなぎ目、シーリング材を確認


外壁のつなぎ目を埋めているシーリング材は塗装よりも早く劣化します。


亀裂やひび割れ、剥離ができてきたら、早急に打ち替えを依頼しましょう。





■まとめ


建物内部に水が入ってしまうことで起こりえる影響や、おすすめの防水塗料について紹介しました。


建物にとって、「水分」は大敵です。

快適な生活を続けるためにも、早め早めのメンテナンスや塗装を検討しましょう。





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